プロデューサーのクック(奥村洋治)と演出家のバーニー(小須田康人)、作家のアンガー(山本芳樹)、舞台監督のラリー(林次樹)は、陰鬱な表情で黙り込んでいた。初日を間近に控えた舞台の主演俳優が、突然いなくなってしまったのだ。
その代役として、かつての名優フランク(加藤健一)に白羽の矢が立つ。彼は酒びたりで落ちぶれていたが、バーニーの熱烈な説得に負けて役を引き受け、長いブランクと酒の誘惑に苦悩しながらも、新人女優のナンシー(寺田みなみ)らと共に稽古に励む。妻ジョージー(竹下景子)も、献身的に夫を支える。
地方公演の幕が開け、初日の劇評でナーバスになったフランクは、ジョージーともぶつかり自暴自棄になってしまう。そして白日の下に晒される、夫婦の過去と真実の姿。急接近するバーニーとジョージー。
ブロードウェイの初日は容赦なく迫る―――(
加藤健一事務所HPより)
作:クリフォード・オデッツ
訳:小田島恒志 小田島則子
演出:松本祐子
CAST
加藤健一 竹下景子 ・ 奥村洋治(ワンツーワークス) 林次樹(Pカンパニー) 山本芳樹(StudioLife) 寺田みなみ ・ 小須田康人
STAFF
美術:乘峯雅寛 照明:古宮俊昭 音響:秦 大介 衣裳:竹原典子 ヘアメイク:馮 啓孝 舞台監督:笹原久義 制作:加藤健一事務所
日程
1月23日〜3月8日 下関・九州公演(演劇鑑賞会主催の公演)
3月13日〜17日 下北沢・本多劇場
上演時間:2時間50分(休憩15分含む)
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