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「モリー先生との火曜日」vol.86

「モリー先生との火曜日」vol.86

人気スポーツライターのミッチ・アルボム(加藤義宗)は、複数の新聞やラジオ、テレビ等で活躍し、多忙なスケジュールをこなし、順風満帆の日々を駆け抜けていた。
ある日、偶然見ていた深夜のニュース番組「ナイト・ライン」で、大学時代の恩師モリー・シュワルツ教授(加藤健一)がルー・ゲーリック病(筋萎縮性側索硬化症/ALS)という難病である事を知る。画面の向こうで語る老教授の姿に胸を打たれたミッチは、大学を卒業してから初めてモリーの自宅を訪ねる。16年ぶりに再会したモリーは、歩行器姿で、しかし学生の頃と変わりなくミッチを迎えてくれた。最初は余命わずかな恩師に義理を果たすため、一度だけの訪問のつもりであったが、「君は自分自身に満足しているかい?」モリーの言葉が脳裏から離れないミッチは、再びモリーに会いに行く。容態が悪化し車イスに座ったモリーだったが、ミッチの訪問を大歓迎する。不自由な体で一生懸命ミッチとの大切な時間を楽しむモリー先生。
モリー …… 今日は火曜日だね?
ミッチ ええ。
モリー 昔から火曜日は私らの日だった。授業も火曜日。研究室でのお喋りも火曜日。
ミッチ 火曜日人間ですね、僕達。
モリー 火曜日人間か。じゃあ、来週火曜日、また来るかい?
ミッチ え? …… まあ。
モリー え、まあ?
ミッチ ええ、ええ、来ます。
モリー 本当かい? それは嬉しい。本当に嬉しいよ …… 一層のこと、毎週火曜日ってのはどうだい?
こうして毎週火曜日、ミッチは多忙なスケジュールを調整してデトロイトからボストン行きの飛行機に乗り、モリー先生の自宅に通うようになった。そしてたった二人だけの講義が始まる。モリー先生最後の講義のテーマは、「死」「恐れ」「老い」「欲望」「結婚」「家族」「社会」「許し」「人生の意味」について・・・・。(加藤健一事務所HPより)

作:ミッチ・アルボム
脚色:ジェフリー・ハッチャー ミッチ・アルボム
訳:吉原豊司
演出:瀬久男
出演:加藤健一 加藤義宗
日程:
5月18日 亀戸文化センター
8月13日〜21日 下北沢・本多劇場
8月29日 兵庫県立芸術文化センター
8月31日 京都府民ホール 、他

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