フランスのとあるアパルトマンの一室。ある日、長年探し求めていた貴重なレコードを遂に手に入れたミッシェルは、大興奮のうちに帰宅する。 念願のレコードを堪能するという夢にまでみた一時に胸を弾ませ、早速ステレオのプレイボタンに指を掛けるミッシェルだったが、こんな時に限って次から次へと邪魔が入る。深刻な面持ちで「話があるの。」と詰め寄る妻のナタリーを何とかなだめすかし、再び腰を落ち着けようとするが、今度は工事に来ていた配管工のレオが、水漏れしてしまったと大騒ぎ。さらに離れて暮らす息子のセバスチャンは、妻に呼ばれて帰って来るなり常軌を逸した発言を繰り返し、水が漏れてきたとやって来た階下の住人パヴェルは、空気を読まずに居座る始末。ついには愛人のエルザまでもが「大事な話がある!」と押しかけて来る。よりによってどうしてこんな時に?? 僕は今それどころじゃないんだっ!!
やがて親友のピエールが現れ、事態は修羅場へと転じる!?
果してミッシェルに待ち受けていた結末とは・・・??(
加藤健一事務所HPより)
作:フロリアン・ゼレール
訳:中村まり子
演出:堤泰之
CAST:加藤健一 島田歌穂 天宮 良 加藤 忍 中村龍介 新大久保鷹 ・ 渡辺 徹
日程:11月23日(水祝)〜12月7日(水)下北沢・本多場所
上演時間:約1時間55分(休憩なし)
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