テキサスの田舎町。78才のロン(加藤健一)は次男のグレン(鈴木一功)一家と一緒に暮らしている。グレンの妻クララ(大西多摩恵)は、体力・視力が衰えて少しボケてきたロンと一緒に暮らすことが負担になってきた。クララの希望で、グレンはロンを老人施設に入れることを決意する。しかし、ロンは「施設に入るくらいなら死んだ方がマシだ」と、施設に入ることを拒否。グレンはクララには「ロンを施設に入れないのなら、私が出ていく」と言われ、娘のスーザン(加藤忍)やロンの友人のサム(有福正志)からは、ロンを施設に入れることを猛烈に反対される。兄のフロイド(大島宇三郎)は他人事できちんと相談にのってくれない。悩むグレン。バラバラになった家族は疲れ果て、お互いに傷つけあってしまう。そんな家族の様子を見て、ロンが最後に下した決断とは・・・
作:エドマンド・モリス
訳:小田島恒志
演出:久世龍之介
出演:加藤健一、大西多摩恵、加藤忍、鈴木一功、平田敦子、44北川、伊藤順、はざまみゆき/大島宇三郎、有福正志
2006年
6月23日〜7月2日 下北沢・本多劇場
7月8日 兵庫県立芸術文化センター
7月9日 京都府民ホール・アルティ 他
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