一人の男が軍事法廷の証言台に立っている。
第二次世界大戦中、ドイツ軍の捕虜となったロシア将校アンドレイ・ヴォホフ(加藤健一)である。彼は他の同僚6人と共に、すべての衣服を剥ぎ取られ、南ポーランドの修道院の地下室に閉じ込められたまま置き去りにされた。水も食糧も与えられず、助けを呼ぶ手立ても一切ない・・・
監禁から60日目。攻め戻してきた赤軍によって発見されたのは、生存者二人。一人は完全に発狂状態であったが、ヴァホフは奇跡的に正気であった。
この出来事に関する証拠は今や彼の言葉以外に何もない。彼に下される「審判」とは何なのか・・・
作:バリー・コリンズ
訳:青井陽治
演出:星 充
出演:加藤健一
2005年
9月27日〜10月12日 下北沢・本多劇場
10月14日〜15日 京都府民ホール・アルティ
10月16日〜20日 名古屋・アートピアホール
10月22日〜23日 岐阜県多治見市文化会館・小ホール
10月27日 所沢ミューズ・マーキーホール
11月4日 仙台市民会館・小ホール
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